【良】HomePod 第2世代 レビュー|納得のアプデ内容に感謝!第1世代との比較も

ついに第2世代が着弾。一週間みっちり使い込んで「第1世代との違い」を味わい尽くしました。本体はもちろん音質や操作感など細かく比較したので、開封シーンも合わせてガッツリとレビューしていこうと思います。

 

1. 開封の儀

外箱

まずは外箱から。第1世代の箱と比較してみると箱の大きさが少しコンパクトに。そして「ベリベリ」の位置がから中央に変わってます。

これは地味に嬉しくて、例えば「返品・リセール」するときなどテープで封をするわけですが、この位置がセンターだとすごく張りやすいんですよね。早速の改善点。

 

このテープがあることで、途中でダンボールが千切れずに気持ちよく開けれるという。

 

第2世代

第1世代

早速開封してみたところ化粧箱が取り出しやすくなっていました。しかもパッカーンが連続して発生するので開けるのもちょっと楽しい。

第1世代は「上に引っ張り出すタイプ」で取りづらかったので、またまた改善ポイント。外箱だけでこんなに楽しませてくれるなんて。

 

ただ組み立て直すときはちょっとストレス。ツメ部分が引っかかって割と入れにくい..。ここは要改善ポイント。(外箱に求めすぎ?)

 

化粧箱

てことでようやく化粧箱。ワクワク。この時が一番楽しい気がする。

 

第1世代との比較。少し箱が小さくなっています。ブルボンの「チョコ&コーヒービスケット」感はだいぶ薄まり.. 増した??

 

下が第1世代で、上が第2世代。なんか色々と変わっていますね。第2世代の方はパネルに対しての優しさも追加されてます。

 

底面にはペリペリが2つ。「よし!開けたったぞ!」感あってこれちょっとすきです。beriberiっと気持ちよく開けて早速本体を見ていきます。

 

内容物

本体

ほとんど同じ形なので驚きとかはそこまでって感じですね。とはいえ、これはこれで完成されてる形だと思うので、むしろ変に変わらなくて良かった。手触りや匂いも全開と同じような感じです。

 

第1世代の相当な力じゃなきゃ外れない(外すものではない)しっぽは、着脱可能型へ変化しました。抜き差しできると設置するときに助かる場面もあるのかな?便利かどうかは.. 今のところ謎です。

抜き差ししてみた感じはちょうど良い絶妙な硬さなので、抜けやすいとか抜けにくいみたいなものも無さそう。

 

シールは前回とは違って紙になっています。上部のパネルと底面のシールを剥がすと..

 

パネルには「−+」が印字。第1世代は電源を入れないと表示されない仕様でした。底面はフラットな形になったおかげで、一部の木製素材に「あとがつく問題」がかなり改善されたようです。

 

第1世代と比較してみると、パッと見の外観は「上部のパネル」と「色」の違いですかね。凹んだパネルに便利さは感じませんが、逆さにおけるようになったところは改善?してます。

色は第2世代の方がワントーン明るいホワイトに見えますが、もしかすると第1世代が汚れてるだけかも?操作性はどちらも同じです。

第2世代 第1世代 mini
サイズ(H×W) 16.8cm×14.2cm 17.2cm×14.2cm 8.43cm×9.79cm
重量 2.3kg 2.5kg 345g

箱だけでなく本体の大きさも若干ですが小さく軽くなっています。

 

よく見るとあみあみの形が「第2世代:たて長のひし形」「第1世代:よこ長のひし形」に。たしか mini も第2世代と同じでした。皆さんはどちらがお好みですか?(どっちでもi)

 

ケーブルの長さについては大体このぐらい第2世代の方が短いです。個人的には気にならないけど、気になる人はいるかも。

 

内容物

内容物は「本体・ケーブル・紙」以上です。そろそろ… この紙も要らないですよね?

 

 

2. セットアップ

電源つけると HomePod から「ドゥーン」と低い音、iPhoneからは「ツゥーン」と高い音でお出迎え。セットアップをタップして枠内にHomePodを写します。

 

あとは部屋を選ぶだけで初期設定はおしまい。シンプルで簡単。

 

1分ぐらいですぐ使える状態に。ここまでの流れが非常にスムーズで、簡単に音楽が聴き始められるのは本当に素晴らしいです。

ホームHomePod歯車をタップインストール 16.3 は、温度・湿度などを使えるようになる大事なアプデなのでやっておきましょう。数分で終わります。

 

 

3. 比較

上部の操作パネル

再生中

第2世代の再生中は、真ん中がずっと白く光っています。第1世代は「+ー」だけ光る感じ。

 

停止中

停止時はこのように「無」ってカンジです。

 

Siri 起動時

第2世代はアニメーションが全面に広がったので分かりやすくなりました。第1世代は小さなマル。

ちなみに「Hey Siri」の聞き取り精度は第1世代の方が良いと思います。音楽を流していない状況なら同じなのですが、音楽がガンガンに流れていると明らかに第1世代の方が反応する事が多かったです。

場所を変えて声のボリュームを変えて何度も試しましたが結果は同じ。第2世代はマイクの数が6→4に減ったのでそのせいかもしれません。

 

反応速度

チップが進化した事もあってバッチリ改善。特に iPhone での操作がスピードアップしていて「スキップ」をしてから再生されるまでのタイムラグがとても減りました。

個人的には一番期待していたポイントだったので嬉しい改善点です。第1世代で感じていたちょっとしたストレスが無くなったので、反応速度に関しては文句なしです。

ちなみに「ヘイシリ」に関しては、どちらも同じぐらいで反応していたので違いは感じなかったです。

 

音量

同じ音量(%)でも第2世代の方が小さくなっていて、体感だと5%ぐらい?の開きがあります。もちろん出せる量は減ったけど、その分細かい調整ができるので良調整かなと。そもそも第1世代は50%以上はまず使わないボリューム感だったのでこちらの方が自然です。

第2世代はより小さく音が出せるので、夜中の集合住宅でも普通に使えるのでは?と思えるレベル。第1世代も最小にすれば使えなくはないけど「もう少し小さくなればいいなぁ..」と思っていたので地味にありがたい改善点です。

音量MAXも相変わらずバケモン級の音を出すことができるので、音量に関しても満点です。

ちなみに音量の変動幅は以下の通り。細かい調整方法は、音量バーをスライドするか Siri に頼むか。

操作方法 変動幅
上部の操作パネル 5%
iPhoneのサイドボタン 6%

 

低音

第2世代の方が少し抑えられているような気が。ちょっと寂しい気もするけど、曲によっては違いが分からないレベルの効きなのでこれも良調整かなと。迫力は十分にあります。

でも曲によっては同じじゃない?って思うような違いでもあるので、もっと抑えて欲しかったと思う人もいるかもしれません。そういう方は mini の方が良いかも。

とはいえ「低音を減らす」をオンにし最小の音量で流せば、今まで以上に深夜でも気にせず再生できるようになったので、低音に対する評価も◎

 

音質

結論から言うと第1世代の方が好きでした。それは初めて聞いた時も1週間後も同じ結論です。大きくはないけど確かにあるその違いが、どうしても気になってしまうんですよね。

ただ、1週間後の心境としては「どっちも良くない?慣れの問題では?」という気持ちが大きくなったのも事実で、これ以上比較を続けることに意味を感じなくなってきたので、オーディオ「エンジョイ勢」の僕は思考するのをやめました。

Toritori
Toritori

もう好みの問題かなって。

第一印象

結論に至るまでの心境の変化としては、数曲聴いてまず初めに感じたのが「何このスカスカ具合?」でした。パンチの無さや物足りなさを感じて mini を視聴した時に近い残念な感覚を味わいました。

何かが足りないという違和感や寂しさがあり、アンバランスな印象を受けたんですよね。音質が悪いとは思わないけど、率直に言うと微妙だなと思いました。

 

検証開始

とはいえ、第1世代を3年間ものあいだ毎日のように使い続けてきたので、慣れもあるしバイアスもかかっているはずです。

HomePod 自体がまだ最適化できていない可能性もあるし、ジャンルや曲にもよるかもしれないので、頭をフラットにして検証スタート。一週間みっちり聴き比べました。

 

複数の曲を聴き比べ

条件

第1世代 第2世代
音量 28% 35%
低音を減らす オフ オフ
ドルビーアトモス オフ オフ
台数 1台 1台

音量の調整はこの曲を基準に大体同じぐらいに合わせました。パートによっても音量の感じ方が変わるので、体感でざっくり調整です。

早速この曲を比較してみると、第2世代はまず最初に”なんか軽い“という印象を受けます。音の厚みが足りないというかなんというか。

第1世代は音にまとまりがあって厚みを感じれるのでバランスがよく心地良いです。低音の問題なのかな?

 

Ur Best Friend/キエナ・レデ & Kehlani

第1世代
  • 少しこもってる感
  • しっとり感
第2世代
  • 高音がクリア
  • 抜け感がある

第1世代は、全体的に”若干“こもってる印象を受けます。第2世代は声がクリアに聞こえ、それでいて重低音は同じぐらいなので「軽さ?」もあまり感じません。この曲に関しては第2世代の方が好きかも。

ただスネアドラム系の音?(タッ カッ という音)に関しては、やっぱりなにか違うような気がします。第2世代の方が大きく聞こえるせいか、第1世代とは微妙に違う音に聞こえてしまい、これが安っぽく聞こえてしまう原因の一つかもしれません。

 

Call me/asmi

最初から感じていた違和感の原因ですが、第2世代のボーカルは拡声器(メガホン)っぽい感じがするんですよね。微妙な違いなのですが「軽い」「薄い」と感じる原因の一つは間違いなくこれですね。

 

Reality Blue

こういう声や楽器がメインの曲だと第2世代の方が良いです。ギターのフィンガーノイズ(キュッキュッ音)が心地よい。クリアでリアル、音の解像度が高いので原音に忠実という第2世代の良さを味わえます。

一方、第1世代は解像度の低さやウェットな感じが少しだけ裏目にでてる感じがします。曲によって良し悪しがある感じ?

 

新時代/Ado

最初に音量を合わせたつもりが、この曲では明らかに第1世代のほうが大きく聞こえます。他の曲でも音量の違いを感じることがあり、その度に音量を調整してみましたが、音質の印象は同じようなものでした。

2はクリア、1はウェットって感じですね。あくまで微妙な違いですが。

 

Here With Ne (faet CHVRCHES)/Marshmello

ダンス系だと第2世代はやはり「スカスカ感」がありますね。ダンス・HIPHOP・R&B などは第1世代の方が相性が良いと思います。この手の曲をよく聴くので第2世代に対して違和感を感じやすいのかもしれません。

 

月の光:《ベルガマスク組曲》より/ミシェル・ベロフ

クラシック系は流石に楽器だけだし第2世代だろうなと予想してましたが、意外にもほとんど差がないような印象です。違いがあまりわからない。

 

Georgia On My Mind/Oscar Peterson

音のリアル感を上手く表現できているのはやはり第2世代ですね。「ASMR」「音フェチ」そんな話になってきますが、めちゃくちゃ意識して聴いてみると、この絶妙な違いが気持ちiiです。ジャズは第2世代の方が向いてるかも。

 

聴き比べまとめ

第1世代 第2世代
ダンス
ヒップホップ
R&B
弾き語り
ジャズ
ポップ
動画

主観ですが相性という意味ではこのような結果に。特に「ズンドコ系」は第1世代のウェットで厚みのある音が好きでした。
声や楽器などの純粋な「」を楽しむなら、第2世代のクリアでリアルな音が良かったです。

つまり第2世代は、高音域がよりクリアで聞こえやすくなったことが強みであり、僕にとっては弱みでもあったという事です。

ボーカル・スネア・ハイハットなどの高い音がより大きくハッキリ聞こえる事で、曲によってはミスマッチを起こし、違和感を感じさせる原因になってしまったんですね。

とはいえ、こうやって聴き比べてみるとそれぞれの強みや弱みが見えてきて、第一印象とはまた違ったポジティブな印象が強まりました。

個人的な相性としては第1世代という結論でしたが、じゃあまっさらな状態で初めて手にした HomePod が第2世代だとしたら?って考えると、、

Toritori
Toritori

第2世代サイコーかよ。って言ってる気がします。

 

 

iPhoneのイコライザで擬似体験

設定ミュージックイコライザ

手っ取り早く違いを伝えるには iPhone の「イコライザ」が一番イメージしやすいかなと思いました。かなり大げさではありますが、なんとなく近い体験ができると思います。イヤホンをつけた方が分かりやすいです。

 

イコライザの雰囲気

第1世代っぽい
  • R&B
  • Small  Speakers
  • クラシック
  • ヒップホップ
  • 低音を増やす
第2世代っぽい
  • Late Night
  • Spoken Word
  • Vocal Booster
  • フラット
  • 低音を減らす

ざっくり言うと 第1世代は「しっとり」で、第2世代は「くっきり」している感じです。HomePod はイコライザを使えないので、これに関してはもう好みの問題かなと。音の好みを重視するならどっちが好きかで選ぶのも悪くないかと思います。

Toritori
Toritori

音質についてはこんな感じでした。

3台で試す

結論、あんまり意味ない。

せっかく3台あるので、第1世代のステレオペアを前に配置、第2世代を後ろに配置して、Airplayで同時に再生して遊んでみましたが、ぶっちゃけあまり効果を感じませんでした。

音量を合わると部屋全体が包まれている感は確かに増すんですが、後ろによれば後ろが強く聞こえ、前によれば前が強く聞こえる。当然ですが「どちらか片方が強く大きく聞こえる」ので、背伸びをしたり飲み物を飲んだり、ちょっと何かをするたびに効果がなくなってしまうんです。

体感としては「0 か 100」に近く、普通のお耳では 前70 後30 とか聞き分けられていないと思います。それが効果を感じにくい最大の理由です。最初はなんか楽しそう感がありましたが、実際に体験した上で冷静に考えると、コスパ悪いなって印象であまり価値を感じられないというのが正直なところでした。

それぞれのスピーカーから別々の音が出て臨場感を楽しめるなら分かるんですけどねぇ。同時に同じ音を流したって大した意味はないので、3台以上を運用するなら別の部屋に置くほうが何倍も有益だと思います。

 

技術仕様

第1世代 第2世代 mini
サイズ(H×W) 17.2cm × 14.2cm 16.8cm × 14.2cm 8.43cm × 9.79cm
重量 2.5kg 2.3kg 345g
カラー ホワイト/スペースグレイ ホワイト/ミッドナイト ホワイト/イエロー/オレンジ/ブルー/スペースグレイ
温度湿度 ×
matter ×
Thread ×
ドルビーアトモス ×
U1チップ ×
プロセッサ A8 S7 S5
マイク 6 4 4
Wi-Fi 802.11ac 802.11n 802.11n

第1世代と比べて「軽く小さく」なり、「温度湿度」「matter」に対応。プロセッサも進化したので「反応速度」も上がりました。地味だけど確実に進化しています。

 

 

4. 追加された機能

温度・湿度センサー

ホームアプリ

ホームアプリで「温度」「湿度」を確認できるようになりました。

16.3 へのアップデートが必要です。

 

ウィジェット

ロック画面長押しカスタマイズロック画面ウィジェットを追加ホーム×ボタン完了

ロック画面にウィジェットを追加する事で、サクッと温度湿度を確認できるようになります。

 

オートメーション

確認できるだけ?と思うことなかれ。スマートホーム化する上で大事な役目も果たせます。オートメーションの「トリガー(条件)」として「温度」「湿度」を使えるようになるんです。

「○度になったら暖房器具を付ける」みたいな事ができます。寒くなったら勝手につけて、暖かくなったら勝手に消す。便利ですよね。ただしこれには別途「HomeKit」に対応している電化製品が必要になります。

そしてここで問題なのが、圧倒的に HomeKit 対応製品が少ないことです。Apple独自の規格という事もあってあまり普及していなくて。ただ、そこに現れたのが 第2世代 HomePod にも追加された「matter(マター)」なんです。

 

matter(マター)

Apple・Amazon・Google などのメーカーを問わずIoT機器の互換性が担保されたスマートホームの共通規格が「matter」というもので、今まであったスマートホーム業界の障害がこれで色々と解決しそうです。

今までは規格もいっぱいあって複雑だし、せっかく買ったIoT機器もこっちじゃ使えないとかどうだとか、色々と面倒くさくて訳がわからなかったんですよね。でもこの規格のおかげで諸々の問題は解決し、ついにスマートホームが当たり前の時代がくるのでは?と期待しています。

とはいえ2022年の冬に始動したばかりなので、あまり製品が出回っていません。それに僕自身、実際に試したわけではないのでどんな体験になるのかもまだ不明です。ということで、この辺はレビュー記事を上げるまでお待ちを。

Toritori
Toritori

メーカーの方はガンガン作ってもろて!期待してます。

 

近づけて再生

第1世代 第2世代
iPhone → HomePod 自動 自動
HomePod → iPhone 自動 確認あり
反応精度 低い 高い

iPhone を HomePod に近づける(かざす)と再生している曲が引き継がれる機能。魔法みたいで面白いですが、個人的にはオフにしてます。

 

第1世代

第1世代は「iPhone ⇄ HomePod」の転送が自動で行われ、プッシュ通知だけのシンプルなもので、精度もイマイチな感じでした。

 

第2世代

第2世代は「iPhone → HomePod」に関しては自動。転送後に再生画面が表示され、この状態で離したり近づけたりしても無反応です。画面を閉じるとまた反応し始めます。

 

「HomePod → iPhone」に関しては、一度ワンクッションがあり「iPhone に転送」をタップすると転送されます。

 

30〜10cmぐらい(たまに50cm程度でも反応)の距離に近づくと、iPhone がブルっと振動し、プッシュ通知がきて、それに合わせて HomePod も光ります。

そしてさらに近づけていくと10cm〜5cmぐらいでほのかにブルブル震えて、5~2cmぐらいになると音楽を転送し再生画面が表示されます。振動に合わせて HomePod のパネルも白く光り、芸がこまかい。

 

ロック画面

このようにロック画面でも発動しますが、画面が真っ暗な状態では転送されません。ちなみに音楽でも動画でも「再生中・停止中」問わず転送されます。例えば Twitter で変な動画みてたら音声だけ HomePod に転送されちゃった みたいな事もありえるので注意。

 

設定方法

設定一般AirplayとHandoffHopmePodに転送

U1チップ(空間認識のための超広帯域チップ)によってデバイス同士の距離を正確に測れるので、この繊細な仕掛けが成り立っているんでしょうね。

こういうちょっとした遊び心は大好きなので愛は深まるばかり。

振動の絶妙なタイミングと、生まれたてのクリオネのような微弱な振動具合、パネルの光加減、iPhoneでのアニメーションなど、Appleらしく綺麗にデザインされていて非常に美しい体験でした。

Toritori
Toritori

でも使いたい場面が少なかったので、結局はオフにしちゃいました。

 

5. 価格

本体価格

価格 AppleCare+込
HomePod 2 44,800円 51,200円
HomePod 1 3万円前後 (←中古相場)
HomePod mini 14,800円 17,000円

第2世代の発売は嬉しかったけど、4.5万円はさすがにお高めな価格設定。でもアメリカでは「299$」で販売されていて、そう考えるとそこまで高くない不思議。

US価格 為替レート 消費税 日本価格
HomePod 2 299$ 135円 10% 44,800円

10%の消費税」「約135円の為替レート」でこのお値段になっています。3〜3.5万円なら文句なしだったな〜とは思いますが、こればっかりは仕方ないですね。

 

修理費用

保証外修理 AppleCare+
HomePod 2 35,800円 4,100円
HomePod 1 40,800円 3,800円
HomePod mini 11,800円 1,500円

保証外修理」はあまり魅力を感じない価格です。壊す可能性が高いなら、AppleCare+(保険)に入ったほうが無難かなと思える修理費用と保険料。

 

アップルケア(保険料)

保険料 修理費 合計
HomePod 2 6,400円 4,100円 10,500円
 HomePod mini 2,200円 1,500円 3,700円

保険料・修理費用はこのような感じで、合計するとまぁ妥当な価格です。

 

年ごとの費用負担総額

故障時 第2世代(修理費込) 第2世代(保険料のみ) mini(修理費込) mini(保険料のみ)
2年 10,500円 6,400円 3,700円 2,200円
4年 16,900円 12,800円 5,900円 4,400円
6年 23,300円 19,200円 8,100円 6,600円
8年 29,700円 25,600円 10,300円 8,800円
10年 36,100円 32,000円 12,500円 11,000円

AppleCareに継続加入したとして、故障した時に総額でいくら負担するのかを表にしました。(こうやって見ると、保険料だけでもなかなかのお値段..)

故障するという前提であれば8年目まではお得だといえますね。9~10年目に壊れたとしたら保証外修理より少し高いぐらいの費用負担になるので、お得ではなくなります。

つまり「8年以内に故障する」と思うか、もしくは「安心を買いたい」という事であれば入ったほうが良いですが、そうでなければ入らなくてヨシ。

Toritori
Toritori

第1世代が3年経っても元気なので、僕はケチりました。

 

まとめ

総評

音の好み」「価格」この2つを除けば、完全に第2世代の勝利です。個人的に一番期待してた「反応速度」はもちろん、細かい部分を着実に改善してきているので確実に進化した納得のアップデートと言えるでしょう。

ただ、個人的には「音の好み」この一点で第1世代を使い続けようと決めました。満足すれば買い替えるつもりだったのですが、一週間たっても第2世代の音への印象が変わらなかったのが最大の理由です。

 

第1世代
  • 音質:しっとり
  • 低音:◎+
  • 音量:○
  • 反応速度:○
  • 2より安い(中古)
第2世代
  • 音質:くっきり
  • 低音:◎
  • 音量:◎
  • 反応速度:◎
  • U1チップ
  • 温度湿度
  • matter対応
  • ケーブル着脱可

自分で使うなら第1世代だけど、人に勧めるなら第2世代を推します。当たり前ですけど、新しい物の方があらゆる面で優れているし、安心して新品を購入できますからね。音の好みも多分、慣れの問題な気がする。

とはいえ、第1世代も全然現役で使えるレベルなので、僕は壊れるまで使い続けようと思います。

Toritori
Toritori

10年ぐらい使えたらいいな。

そして、買うつもりなんだけどやっぱりまだ迷うよ〜って方がいたら、いったん公式で買って、気に入らなければ返品しちゃうのもアリです。その方が手っ取り早く体験できるので。

誰かのレビューよりも、自分の体感が一番大事。

公式なら返品もできるので、ぜひ HomePod の生の音をおうちで味わってみてください。

 

HomePod 第1世代

しっとり系の音が好みとか、進化した部分は妥協できるからお安く済ませたいとか、そういう人には第1世代がオススメです。ほぼ中古しか出回ってないと思いますが、6万円だせばステレオペアも組めるのでお財布に優しい。

ちなみに、第1世代ですでに満足していて比較を見ても違いに魅力を感じないのであれば、無理に買い替える必要は全然ないと思います。まだまだ戦えます。

 

HomePod 第2世代

音(好み)と価格の問題を除けば、間違いなく現時点で最高のApple製スマートスピーカーです。価格に関しては量販店のセールや初売りなどを待つのも一つの手。

とはいえ、モノとしては本当に良いものなので正規の値段で買っても僕は満足できると思いました。第1世代を持っていなかったら間違いなく2台買っていたでしょうね。この良さをぜひ体感してみてほしいです。

 

HomePod mini

mini は、スマートスピーカーのエントリーモデルとしては最高峰だと思います。音もそれなりに良いですし、機能的にも必要なものを全て満たしていて、値段もお手頃な mini は本当に万人にオススメ。小さくて可愛いし。多くの人は mini で満足できると思います。

HomePod mini
激安家電の店 愛グループ
エントリーモデル・価格がお手頃・温度湿度対応・matter対応・U1チップ搭載・小さくて可愛い
Toritori
Toritori

HomePod は1台でも十分に楽しめるスマスピですよ。

 

あとがき

なにはともあれ、生産終了になった HomePod に 第2世代という次世代機が誕生したことは最高に嬉しかったし、実機を触っていて本当に楽しかったです。

確実に進化した納得の第2世代、そして未だ色褪せない第1世代。どちらも本当に素晴らしいスマートスピーカーでした。

知れば知るほど、使えば使うほどに、その子の良さが見えてくるApple製品はやはりいいなぁ..と感慨に浸りつつ、HomePod 第2世代との素敵な一週間を振り返った初回レビューでした。