Apple Gift Card とは?使い方や購入方法などを丁寧に解説

Apple Gift Card(アップルギフトカード) って何?といった方向けに、使える場所や購入方法(お得な買い方)などの基本的な情報をまとめたので、この記事で丁寧に解説していきます。

 

1. Apple Gift Card とは?

iPhoneなどのApple製品の購入も、アプリ内課金も、これ一枚で出来ちゃいます。ざっくり言えば、アップル公式のモノやサービスの支払いに使える「プリペイドカード」の事!基本的には「Apple ID のアカウント」にチャージ(貯金)して使っていく感じです。

用途としては、iPhone や AirPods を初めとするアップル製品、スマホケースなどのアクセサリ類、アプリ内課金や電子書籍などのデジタルコンテンツの購入、Apple Music などのサブスク(定期購入)の支払いなど、Apple公式が提供するほとんどのモノの支払いに使えます。

ちなみにこの手のカードのことを「POSAカード」と言いますが、POSAとはレジでアクティブになる、つまりレジを通さなければコードが有効化されないということなので、万引き対策もバッチリなよく出来た仕組みになっています。

 

1枚に統合

  1. App Store & iTunesカード
  2. Apple Store ギフトカード
  3. ① + ② = Apple Gift Card

以前あった、デジタルコンテンツのみに使える iTunesカード と、ハードウェア製品のみに使える Storeギフトカード が一枚に統合され「Apple Gift Card(アップルギフトカード)」となりました。

① と ② は廃止、すでにチャージされていた残高は「Apple ID残高」→「Appleアカウント残高」に変更され、11日以降 Apple製品の購入にも充てられるように。

米国では 2020年7月31日、日本では 2021年10月11日 に販売が開始。

 

補足情報

  • 有効期限:無期限
  • チャージ上限金額:50万円(1アカウント)
  • 1枚の購入上限:買う場所による
  • 1回の利用上限枚数:8枚

自分のアカウントにチャージできるのは最大で50万円までで有効期限は無し。残高・ギフトカード・クレカ払いなどを併用し支払う事も可能で、未使用のギフトカードを店舗での支払いに使う事もできます。

さらに詳しく知りたい方は、以下のリンクよりどうぞ。

 

 

チャージの仕方

ギフトカード裏面のペリペリを剥がして、中にある紙を引っ張り出します。

 

App Store右上のアイコンギフトカードまたはコードを使う
App Store」を開き、右上のアイコンをタップ、「ギフトカードまたはコードを使う」をタップしていきます。

 

カメラで読み取るコード部分にカメラを向ける×ボタン

カメラを向けると瞬時にコードを読み取ります。3枚目の画面に移行したら完了です。×ボタンを押して画面を閉じましょう。

ちなみにうまく読み取れない場合は、明るいところで左手にカード、右手にスマホを持って、10cm〜20cmぐらい離してカメラを向けると読み取りやすいです。

AppStore を開いた時にサインインを求められた場合は「Apple ID のパスワード」を入力しましょう。

 

ちなみに、中に入っているアーティスティックな柄のリンゴマークは「ステッカー」になっています。外から見た時と違って結構大きめ。

 

柄は全部で5種類。金額に関連しているわけではないので、5,000円あればコンプできます。

 

 

2. 使える場所とモノ

ハードウェア(製品)

公式ウェブサイト」や「公式アプリ」での購入に使用できます。直営店(実店舗)での支払いにはチャージした残高は使えませんが、まだチャージしていない物理カードやメールで受け取ったコードなら支払いに使えるようです。

購入できるものは、iPhone・Mac・iPad・AirPodsなどの主力製品はもちろん、ケースやカバーといったアクセサリー類など、ショップ内のほとんどの物で使う事ができます。全額を残高で支払うことはもちろん、残高とカード払いを併用する事も可能。

 

デジタルコンテンツ

App Store での有料アプリやアプリ内課金、iTunes Store での音楽や映画、Apple Books での本やオーディオブックなどのコンテンツ購入に使えます。

 

サブスク・アップルケア

音楽のサブスクリプションサービスである「Apple Music」、Music・TV+・Arcade・iCloud+ が一つになった「Apple One」や、デバイスの保険である「Apple Care+(アップルケア)」の支払いなど、 Appleのプラットフォーム内のモノならほとんどで使う事ができます。

 

アップルケア

Apple Care は、公式で端末と同時に購入するか、購入後30日以内に申請すると加入でき、ギフトカード残高での支払いが可能です。

月額の場合:前もってチャージしてある残高から毎月引かれていきます。残高不足の場合は登録してあるクレカから引かれます。

アップルケアは、30日後は加入できなくなるのと、月額払いに設定すると後から一括払いに変更できない点は注意。

なので、アップルケアのおすすめの買い方は「一括払い(2年分)」です。途中解約しても返金可能(日割り計算)で、譲渡する際に名義変更もできる上に、割安です。(月額払いはあまりメリットがないのでおすすめしません)

入るなら最初に「一括払い」、壊さない自信があるなら「入らない」。アップルケアは基本的にこの2択。

 

 

3. 購入方法

  1. 店頭で買う
  2. アカウントにチャージ
  3. ネットショップで買う
難易度 お得度 購入上限
コンビニ 10万円
アカウントにチャージ 5万円
楽天市場 5万円
Apple 公式 50万円

買うタイミングとしては 10%OFF ぐらいで Apple Gift Card が購入できる時があるので、その時にごっそり買っておくというのがオススメです。以下詳しく解説していきます。

 

コンビニなどの店頭で買う

1,500円・3,000円・5,000円・10,000円の決まった額と、1,000円〜10万円までの範囲内なら1円単位で好きな額を買えるバリアブルカードの計5種類が販売されています。バリアブルを買うときは好きな額を店員さんに言うだけでOK。

チャージ方法:App Store → 右上のアイコン → ギフトカードまたはコードを使う → カメラで読み取る

コンビニではたまに「10%還元キャンペーン」を行なっているので、その際に購入するのがおすすめ。年に数回ぐらいの頻度でやっています。量販店・LINEなどでもキャンペーンをやっていたりするので、そういった時期に合わせて購入するとお得です。

 

アカウントにチャージ

最もスピーディーかつ簡単なチャージ方法です。クレジットカード・デビットカード・キャリア決済などを設定していれば、アップルペイ(iPhone一つ)で簡単にチャージできる方法。Apple ID のアカウントにチャージされます。

チャージ方法:App Store → 右上のアイコン → ギフトカードまたはコードを使う → カメラで読み取る

こちらも過去に「10%ボーナスキャンペーン」というのを実施していたのですが、アップルギフトカードに統一(2021年〜)されてからは一度もないので、キャンペーンは無いものと思っておいた方が良さそう。

とにかく楽で早いのが長所、オートチャージ設定もできて便利なので、その辺りを重視する方にはオススメな買い方です。

 

ネットで買う(楽天市場など)

公式ウェブサイトやアプリなどでの購入もできますが、条件が揃えば10%以上の還元率が見込める「楽天市場(Apple Gift Card 認定店)」は、理論値でいえば最もお得な買い方になります。

お買い物マラソンなどを上手に使えば楽天ポイントで10%以上の還元を受けられます。キャンペーン以外の時でも数%はポイントがつくと思うので、少しでもお得に買いたい方、ポイントの消費先に困っている方などは楽天の認定店でアップルギフトカードを買うのがおすすめ。

購入手続きが完了するとメールでコードが送られてくるので、あとはそのコードをタップしてチャージするだけ。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

 

ネットで買う(Apple公式)

公式のウェブサイトかアプリで購入することもできます。Eメールでコードが届くタイプで、最大で「50万円分」を一発で買えると言うのが最大のメリット。あとは「ギフト用」で誰かに送る際に使い勝手が良かったりします。

他にも「auペイマーケット」や「LINE」など買えるところはたくさんあります。

 

 

 

4. 使い道は?何に使うの?

新製品の購入

前もってお得な時にチャージしておく事で、発売したばかりの新製品であっても、いきなり実質10%オフぐらいで買えちゃいます。発売日に買うよ!返品前提でお試しで買ってみたいよ!整備済み品を買うよ!って方は、お得にチャージした残高で買うのがオススメ。

もちろん「大手ECサイト」「キャリアのMNP」「フリマアプリ」など他所で買った方が安い場合も多々あります。

ただし、セールやクーポンの時期・在庫の有無などのタイミングや運もあるので「安くても買えない・欲しいタイミングでセールしてない」などデメリットも。そういう意味でも前もって「ギフトカード貯金」をしておくのは強かったりします。

手軽に返品できるのも公式サイトの大きな強みの一つ!

 

デジタルコンテンツ

アプリ内課金やサブスクリプション系のサービスなどの支払いにも向いています。クレジットカードやキャリア決済をしても付くポイントは少ないので、お得にチャージした残高を使うのがオススメ。

有料アプリ(買い切り)は、たまにセール(ブラックフライデーなど)をしているので、そういった情報をリサーチしてさらにお得になるタイミングを狙っていきたい所。

 

初売り狙い

年に1回の初売りは結構お得に買えます。例えば今年の初売りだと合計20~30%ぐらいの還元率(ギフトカードでの還元)。欲しいものがあれば初売りと合わせて買うのもオススメです。

 

整備済み品

公式のストアに「整備済み品」という「新古品」みたいなものが割安に売られていますが、それを買う場合でもギフトカードが使えます。箱が違うなど新品ではないのですが、中身は新品と大差ないので、気にならないかつ欲しいモノの在庫がある場合はオススメの買い方です。

 

何に使ってる?

  • 新製品(Apple Care 込)の購入
  • Apple Music (ファミリー)
  • アプリ購入やアプリ内課金

僕は大体こんな感じで使っています。使うサービスやガジェットは基本的にAppleに統一しているので、お得な時に貯金代わりにチャージする生活をここ数年続けていますが、諸々シンプルになり、かつお得になったりで超快適です。

もし仮にチャージした残高を現金化したくなった場合は、最新のiPhoneを買ってそのままフリマアプリや買取業者に売れば現金化できるので問題無し。「iPhoneは通貨」と言われるぐらいには秒で売れるし売値も高いので、今すぐ使わなかったとしても貯金代わりに安心してチャージしておけます。

 

 

まとめ

  1. Apple Gift Card はプリペイドカード
  2. 製品もコンテンツもほとんど買える
  3. コンビニやネットでお得に買おう
  4. Apple製品やコンテンツの支払いに使おう

以上、Apple Gift Card についての解説記事でした。1枚に統合されてから更に便利になり、より快適なシステムへと進化しました。

この記事を書くにあたり、色々と調べ直しましたが、やはり「お得な時にまとめてチャージ」が現状ベストです。前もって買っておくというのがなので、必要性を感じる方は早めに準備しておきましょう。

いままで何も考えずに買っていたよ〜という方は、この記事を参考にぜひお得な買い方や使い方を実践していただければと思います。