ゲームでお金が稼げると話題のブロックチェーンゲーム(BCG)、その中でも Move to earn (M2E) 動いて稼ぐタイプに分類される、ゲーム性の高いリアルアドベンチャーゲームDEFY (ディファイ)の始め方について、クリプト初心者の方でも分かる様に丁寧に解説していきます。
■ DEFYを始める5つの手順
- ウォレットを用意
- 暗号通貨(仮想通貨)を用意
- DEX で JPYC を ETH にスワップ
- オープンシーで マスク(NFT)を購入
- アプリをダウンロード
聞き慣れない言葉ばかりかもしれませんが、やる事自体は簡単で誰でもできるレベルの事なので安心してください。
必要なものは初期費用(数万円〜)とスマホだけ。早ければその日のうちにゲームを始められると思います。それではどうぞ。
1. ウォレットを用意
ウォレットは暗号通貨のお財布みたいなもので、様々なアプリと繋げるだけで、今あるような「ユーザーIDとパスワード」を入力しなくても個人を認証できる便利なものです。
今回は最もポピュラーなメタマスクを使います。持っている暗号通貨を確認したり、DEFYのマスクを購入したり、様々なWEB3系のアプリを使う際に必要になってくるので、まずは以下よりダウンロードしましょう。
メタマスクの始め方
初めてメタマスクを触る方向けに、始める手順や概要などを詳しく解説した記事がこちら。この記事を参考にしながら、メタマスクの概要をおさえつつ、各種設定を済ませておくと今後の流れがスムーズになります。

ネットワークの追加
DEFYはポリゴンチェーン上で提供されているゲームなので、メタマスクにPolygon Mainnetを追加しておきましょう。

トークンのインポート
DEFYを始めるにあたって押さえておきたい通貨は、Matic、JPYC、ETH(WETH)、USDC 辺りです。Matic以外は表示されていないので、手動で追加しておきましょう。

2. 暗号通貨(仮想通貨)を用意
DEFY(アルファ・ベータ版)を始めるには、ゲーム内アイテムであるマスク(NFT)を購入する必要があり、そのために暗号通貨の一つであるETH(ポリゴンイーサ)を準備しなくてはいけません。つまり手持ちの円をETHに交換する必要があるのですが、それにはいくつかのルートがあります。
円を暗号通貨にするルート
国内の取引所と海外の取引所を開設し、銀行 → 取引所(国内) → 取引所(海外) → メタマスク の流れで送金するのが一般的ですが、
JPYCを使えば、銀行→JPYC社→メタマスク と、JPYC社に銀行振込するだけで直接メタマスクに送金してくれます。口座開設不要、数万円程度の送金をしたいのであれば、JPYCが一番手っ取り早いので、初心者の方には特におすすめです。
JPYC(最短ルート)
こちらのリンクから Polygon の JPYC を購入しましょう。銀行振込後、基本的に即日(翌営業日までに)でメタマスクにJPYCが送金されます。

JPYCから他の通貨への交換レートは、ドル円相場との価格差(不利)がある場合が多いので、これが実質的な手数料(2〜3%ぐらい?)となります。たまに相場より有利な価格になっている場合もあるので、そういう時はラッキー。
準備中:JPYCとは?購入手順や使い方などを詳しく解説
国内取引所
FTX Japan、コインチェック、ビットフライヤー、コインベース、ビットバンク、 などがあります。レートの問題(取引所を介した方が有利な場合)や、利確・納税などで円転(稼いだ分を円に戻す)する際など、取引所があった方がより便利になるので、国内外の取引所もそれぞれ1つずつは開設しておきましょう。
円→XRP や XLM→海外取引所の流れで送金していきます。
準備中:国内のおすすめ暗号資産取引所
海外取引所
世界一の取引所であるバイナンス(BINANCE)がオススメです。日本人でも18歳以上なら誰でも口座開設できます。
XRP や XLM→ USDT や USDC → メタマスクの流れで送金していきます。
準備中:海外のおすすめ暗号資産取引所
ガス代
ガス代とは、ブロックチェーン上の一つ一つの取引にかかる手数料の事で、各チェーンには基軸通貨があり、それを使ってガス代が支払われます。例えるなら、チェーンは国で、基軸通貨は円やドルみたいなものです。
ポリゴンチェーンの基軸通貨はMATICで、これがないと暗号通貨をスワップしたり、マスクを購入するなどの取引自体ができないので用意する必要があります。ポリゴンチェーンのガス代は安いので、1MATIC(数十円?)もあれば十分。
友達に送ってもらったり、海外の取引所から自分で送金してもOKです。
3. DEX で ETH にスワップ
DEX(Decentralized Exchanges)とは、簡単に言えば暗号通貨同士を交換できる所です。サイト(アプリ)にウォレットを繋ぐだけですぐに使えます。
QuickSwap
クイックスワップ(QuickSwap)は、ポリゴンチェーンの主要なDEXの一つです。ここにウォレットを繋げて、持っている通貨をETH (ポリゴンイーサ) にスワップ(交換)する事で、マスクを購入する準備が整います。
DEXの使い方
サイトにアクセス→ウォレットを接続→通貨を選択→Swap→Confirm Swap→確認
簡単なので何回かやっていればすぐに慣れます。ちなみに、JPYCから他の通貨への交換レートは常に変動していて、想定外なレートになっているかもしれません。交換する際は、しっかりとレートを確認してからスワップしましょう。
準備中:スマホでQuickSwapを使いJPYCをWETHにスワップしてみた。【画像付きで解説
4. オープンシーでマスクを購入
オープンシー(Opensea) は、NFTを売買できるマーケットプレイス、簡単に言えばメルカリみたいなものです。
現在進行中の アルファ・ベータ版 は、マスクがないとゲーム自体がプレイできないので必須アイテムになります。ちなみに、2022年のQ4(10~12月)に無料プレイができるようになる予定ですが、無料のマスクではお金が稼げないとの事です。
マスクの買い方
Opensea(DEFYのページ)→欲しいマスクを選択→Buy now→MetaMaskを繋げる→checkout→
と進めていけばOK。購入完了後、自分のプロフィール(Collected)を見てみると、購入したマスクが反映されている事が確認できると思います。
準備中:オープンシーでマスクを買ってみた。NFTの買い方を簡単に解説
マスクの種類
現在2種類のジェネシスマスクが購入できます。レアリティや付与されているトークン量などによって価格が違ったりしますが、ゲーム内での性能に差はありません。好きなデザインを選ぶか、コスパを重視して選ぶか、何を買うかはあなた次第。
5. アプリをダウンロード
マスクが購入できたら、こちらのリンクからDEFYアプリをダウンロードしましょう。
iPhoneの場合は、TestFlightをダウンロード→テストに参加→インストールという手順が必要です。
Sign In
ダウンロードが終わったらアプリを開き、次へ→Upgate and Restart→チェックボックス □ をタップ→Continue→位置情報を許可→Sign Inと進めていきましょう。
Connect Wallet
Connect Wallet→MetaMask→接続
これでゲームが始められます。お疲れ様でした。
あとがき
今後このゲームでどれだけ稼げるようになるのか、どんな面白いゲームに仕上がっていくのかは未知数ですが、執筆時点ではまだアルファ版ということで、先行者利益に期待しつつ$DEFYをしこたま稼いでおこうと思っています。
なお、マスク(NFT)の価値やトークンの価格が将来的にどうなるかは分からないので、投資する際はご自身の判断・責任でお願いします。
この記事を読んで、DEFYを始めてくれる方が1人でも増えてくれると嬉しいです。共にフューチャーシステムズ(敵)と戦いましょう。
立ち上がれ、革命はまだ始まったばかりだ