メタマスクとは?スマホでの「初め方・使い方・ウォレットの概要」を解説

NFTを売買したい、BCG(ブロックチェーンゲーム)がしたい、トークンをスワップしたい…etc クリプトの世界であれこれする際に必要となるウォレット。

今回はその代表格である「メタマスク」の「始め方・使い方・ウォレットの概要」を丁寧に解説していきます。

 

1. メタマスクの始め方

メタマスクは「仮想通貨」や「NFT」を送受信したり確認できる「お財布」みたいなもので、初心者でも使いやすい、最もメジャーな暗号資産ウォレットです。

 

ダウンロード

とりあえず使いながら覚えていく方が早いと思うので、早速「メタマスク🦊」のアプリをダウンロードしていきましょう。

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初期設定

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ダウンロード出来たら、アプリを開きましょう。

 

開始」をタップ

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新規ウォレットを作成」をタップ

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上に「スワイプ」して

4/24

同意します」をタップ

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下向き矢印」をタップ

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チェック」を入れる

7/24

同意する」をタップ

8/24

パスワード」を入力

 

(8文字以上必要です)

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チェック」を入れて

 

パスワードを作成」をタップ

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開始」をタップ

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もう一度「開始」をタップ

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表示」をタップ

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紙にメモ」or「スクショ」してから、

 

続行」をタップ。

 

これが分かると中身を盗めるので、安全な場所に保管しておきましょう。

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さっきメモしたものと同じ順番で「タップ」していく

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全部できたら「バックアップを完了」をタップ

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完了」をタップ

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自動セキュリティチェックを有効にする」をタップ

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いいえ結構です」をタップしてから

 

画面上の「Ethereum Main Network」をタップ。

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ネットワークを追加」タップして

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Polygon Mainnet」タップして追加

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承認」タップ

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ネットワークに切り替える」をタップして

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最後に「了解」をタップしましょう。

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これにて「初期設定は終了」です。

 

←こんな感じになっていればOK。

 

 

2. メタマスクの使い方

最初にやっておくべき設定と、基礎的な使い方をいくつか紹介していきます。

 

自動ロック

設定のタブセキュリティとプライバシー自動ロック10分

まず最初に、初期設定では「30秒」になっている自動ロックを「5分〜10分」ぐらいに設定しておきましょう。30秒は認証が連発して結構なストレスになるので。

もちろんセキュリティ的には低くなるので、変更する場合はその点を踏まえた上でやりましょう。

 

ネットワークの追加

ネットワーク(ブロックチェーン)はいくつか種類がありますが、有名なものはすでに候補があるのでタップするだけで追加できます。

表示されていないものに関しては「手動」で追加する必要があるので、自分のやりたい事はどのネットワークなのかを確認してから、必要なものを追加していきましょう。

やり方は「ネットワークを追加する方法」を参考にどうぞ。

 

トークンをインポート

トークンとは「暗号資産(仮想通貨)」の事です。チェーンごとのネイティブトークンは初めから表示されているのですが、表示されていないトークンを確認するには「手動で追加」する必要があります。

やり方は「トークンをインポートする方法」を参考にどうぞ。

 

送信方法

メニューボタン送信宛先を入力

画面下中央のボタンをタップ → 送信をタップして → 相手のアドレス(宛先)を入力しましょう。

相手のQRコードが目の前にある場合は、入力欄の右側の「ボタン」を押して、カメラで読み込むこともできます。

 

次へトークンを選択&数量を入力&次へ送信

この手順でトークンを送る事ができます。送信先・数量・ガス代は、しっかりと「最終チェック」しましょう。

 

受信方法

自分のアドレスは「ウォレットタブ」の「アドレスをタップ」するだけでコピー出来ます。

あとは、相手に自分の「アドレス」を教えて、送ってもらうだけ。トークンやNFTが送られてくるのを待ちましょう。

 

ブラウザがバグったら

メタマスクのブラウザは結構バグりやすいので、そんなときは以下の方法でなんとかしましょう。

 

再読み込み(更新)

再読み込みでページの更新をしましょう。まぁまぁ治ります。

 

新規タブを開く

タブアイコン×で、新しいタブを開きましょう。これで大体なんとかなります。

 

 

3. ウォレットの概要

暗号資産(仮想通貨)ウォレットは、1つの「ウォレット」内に、複数の「アカウント」を作ることができます。(図のようなイメージ)

1つのウォレットに1つの「リカバリーフレーズ」、アカウントごとに個別の「アドレス」「秘密鍵」があります。

ここからは、それぞれの意味や用途などを、さらに詳しく解説していきます。

 

パスワード

パスワードは、一般的なアプリと同じような「アプリを起動する際に求められるパスワード」で、ウォレット作成時に「自分で決めるもの」です。( iPhone なら FaceID や Touch ID でサクッと解除できます)

パスワードを忘れてしまった場合は、アプリを削除再ダウンロードリカバリーフレーズで復元をすることで再設定できます。

ただし、最初に作成されたウォレットのみが復元されるだけなので、その他のアカウントやインポートしたトークンなどがごっそり消えてしまいます。削除する際はその点は注意です。

とにかくパスワードは忘れないようにしましょう。

 

リカバリーフレーズ

これはウォレットを作成・復元する際に必要な「12個の英単語」です。ウォレット作成時に表示され、指定された順番で入力を求められます。

ウォレットを復元できるということは、れたら盗まれるという事。絶対に誰にも教えないでください。

これを聞いてくる人(仲の良い人、運営、自称メタマスクのサポート…etc)がいたら、それは全て「詐欺師」だと思いましょう。本当に気をつけて。

他にも、シードフレーズ・ニーモニックフレーズ などの呼び方があります。

 

秘密鍵

秘密鍵は「アカウントの資産を操作できる鍵(64文字の英数字)」のことで、普段は入力を求められたりしませんが、「署名・承認」のボタンをぽちぽちしている「裏側」で使われているものです。

その他にも、パソコンやスマホで作ったアカウントを別の端末にインポートしたい。そんな時にも必要になったりします。そういった「お引越しで使うパスワード」みたいな側面も。

大事なアカウントの「秘密鍵」は、すべてどこかに「保管(メモ)」しておきましょう。秘密鍵は「一番大事なヤツ」なので「誰にも教えない・誰にもバレない」ように徹底して管理しましょう。

ちなみに、複数の端末で同じアカウントを使用する事ができます。

 

パブリックアドレス

パブリックアドレスは「0x から始まる文字列(42文字)」のことで、身近なもので例えると「銀行の口座番号」みたいなものです。アプリ内に表示されているアドレスをタップするとコピーできます。

仮想通貨やNFTを送り合う「宛先」として、このアドレス宛に送受信していくイメージ。アドレスは公に晒しても大丈夫です。

ただし、ブロックチェーンの特性上、アドレスさえ分かれば取引内容や所有している資産を誰でも見ることが出来てしまいます。

それはちょっと嫌だな〜という方は、無闇に公開しない、もしくはサブ垢を作って使い分けるといいかもしれません。

 

ユーザ辞書に登録しよう

単語 よみ
メールアドレス example@gmail.com
ウォレットアドレス 0x12345abcde12345abcde12345abcde12345abcde あど

アドレスを毎回入力するのは面倒なので、iPhone の場合は「ユーザ辞書」に登録してサクッと呼び出しましょう。

普通のメールアドレスは「」で登録、ウォレットのアドレスは「あど」で使い分けるのがオススメ。

 

対応チェーン

メタマスクは「イーサリアム互換のある複数のチェーン(ネットワーク)」に対応しています。

例えば、イーサリアム、ポリゴン、アバランチ、アスター、オアシス などのチェーンを扱えます。必要に応じて「ネットワーク」と「トークンの追加」をしましょう。

 

チェーンとネイティブトークンの関係

そもそもブロックチェーンって何?という方は、チェーンを「」、ネイティブトークンを「通貨」とイメージすると分かりやすいです。

 

通貨
日本
アメリカ ドル
EU ユーロ
イギリス ポンド
韓国 ウォン

国と通貨の関係はこのような感じですよね。

 

チェーン ネイティブトークン
Ethereum(イーサリアム) ETH
Polygon(ポリゴン) MATIC
ASTAR(アスター) ASTR
OASYS(オアシス) OAS
Avalanche(アバランチ) AVAX

実はブロックチェーンとネイティブトークンも似たような関係性になります。

なので、チェーンを「」、ネイティブトークンを「通貨」とイメージすると分かりやすいという事です。

そして、この「ネイティブトークン」が取引時にかかる手数料「通称:ガス代」になります。

 

ガス代

チェーン名 ネイティブトークン
Ethereum ETH
Polygon MATIC
Avalanche AVAX
BSC BNB
Astar ASTR
Oasys OAS

ガス代」は、先ほど紹介したように、各チェーンの「ネイティブトークン」で支払われます。

NFTを送ったり、売買したり、トークンをスワップしたり、何かをするごとに、ブロックチェーンに履歴を残すための「手数料」がかかります。これがいわゆる「ガス代」です。

NFTやトークンを送る「送料」みたいなもの。

 

そしてこのガス代ですが、ウォレットを作ったばかりの時はモチロン「0」です。ガス代が無いので身動きは取れません。じゃあどうすればいいのか。

クリプトに精通したお友達がいれば、その人に「頂戴🥺」して送ってもらう。それが一番手っ取り早いです。自分のアドレス宛に、ネイティブトークンを少額送ってもらいましょう。

いやいや、そんなお友達いないよ… という方は、JPYC を購入してガス代をGETしましょう。こちらの記事で解説しています。

 

トークンの種類

title
ネイティブトークン MATIC/ASTR/BNB …
ステーブルコイン USDC/USDT/JPYC …
ガバナンストークン DEFY/AXS/GMT…

トークンの種類は無数にあるのであまり深掘りはしませんが、なんとなーくこんなのがあります。

ネイティブトークン:ガス代として使う特殊性がありますが、基本的には他のトークンと同じようなものです。

ステーブルコイン:ドルや円といったリアルなお金と価値が連動したトークンです。大きな変動がないトークンなので、貯金みたいな感覚で使えます。

ガバナンストークン:各プロジェクトのトークンのことです。

それと、ちょっとややこしいですが、チェーンが変わると同じ名称の通貨でも「別物」になります。例えば「ポリゴンのUSDC」と「アスターのUSDC」は、同じ名称だけど別物みたいな感じ。これが次の話につながっていきます。

 

ブリッジ

例えば「ポリゴンのUSDC」を「アスターのUSDC」にしたい!みたいな「チェーンをまたいで送金」したい場合は、「ブリッジ」という作業が必要になります。

これをせずに送ろうとしても、正しく送金できません。とりあえず、異なるチェーン同士で送金したい場合は「ブリッジが必要」とだけ覚えておきましょう。

 

 

あとがき

これだけ理解できていれば、とりあえずは使っていけるはずです。

それでは、良いクリプトライフを。